第三回:株ってギャンブル?~投資信託をやるべき理由~FIREを目指せ!
前回はプラスサムゲームの資産運用をやるのがいかに大切か詳しく解説しました。まだご覧になられていない方はぜひこちらからご覧ください!
そもそもFIREって何のこと?と思う方は初回の下の記事をご覧ください!
-
株はギャンブル?
株ときくとギャンブル要素が強いのだと思われるだろう。ではまずその誤解から解いていこうと思う。株はマイナスサムゲームではない。
(マイナスサムゲームを理解していない方はこちらから
資産運用!プラスサムゲームとは? - tonylife'sblog)
つまりギャンブルのような奪い合いではないのだ。そもそも株とは株(株式)とは、企業が事業に必要な資金を調達するために、発行しているもの。
株を買い、株を保有するということは、出資者となり、会社のオーナーの一人になることを意味します。(引用元:株とは? | 株初心者入門講座 | 現物取引 | 国内株式 | 楽天証券)
つまり、会社の利益は株主のものなのだ。企業が成長すれば株主全員が利益を得ることができる。
でもまだまだ株に対して不安があるだろう。では株でギャンブル要素が高くなる人はどういう人だろうか?それは、
一つの株に集中投資している人
こういった投資方法をしている人だ。勿論こういった投資方法で成功している人もいるが資産運用としては向かない投資方法だ。 株にはこういう格言がある
卵は一つのカゴに盛るな。
想像していただきたい。卵を10個運ぶとき一つのカゴに10個の卵を入れるのと10個のカゴにそれぞれ一個ずつ卵を入れるのはどちらが安全だろうか。勿論後者だろう。
一つの株のみを買い、集中投資をするということはそれだけ危険が伴うということだ。
多くの株を分散して投資することにより、リスクが分散され、株のギャンブル要素も少なくなってくる。
リスク分散するために
先ほどリスク分散が大事だということがわかっただろう。これは資産運用をするうえでも大切なのだ。とにかく資産を分散させることでリスクを抑える。
また株式投資をするうえで重要な分散の仕方をいくつか紹介しよう。
-
投資タイミングを分散(時間分散)
株は市場や経済の影響が大きいため自分の購入する時期を分散することによって高値掴みを避けることができる。
-
株のセクター(業種)ごとに分散
似通った業種は似通った株価の動きをしやすい例えばIT関連の会社が高いときもあれば、銀行などの金融系の株価が高いときもある。つまり幅広い業種の株を買うことも分散投資においては重要なのだ。
-
1か国だけではなく数か国にも投資することによって分散
業種と同じようにその国の経済も株価に影響を及ぼしやすい。つまりもっとリスクを下げるなら日本株だけではなくほかの国にも投資をすることでリスクを下げる分散投資をすることができる。
-
株より投資信託の方がよい理由
では実際に資産運用をするうえで先ほどのような分散投資をいきなりやれと言われたら無理な話だろう。じゃあもう資産運用など無理な話なのか?
まだあきらめないでいただきたい。これらの分散投資をあなたの代わりにやってくれるといったらどうだろうか!?その画期的な方法こそ、投資信託である。
-
投資信託とは
投資信託とは、
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品
のことで、わかりやすく言えば
株の詰め合わせパック
だ。いろんな業種の株や、世界中の国の株、これらをプロが自動的に運用、また微調整してくれる。これを買えばリスクを分散して、安全に資産運用できるため、投資信託をやるべきと強くお勧めする。勿論投資信託にも多くの種類があり、選択するのに迷うだろう。中には手数料を多くとるぼったくりファンドなどがある。
まとめ
- 株は分散させることでギャンブル要素を限りなく下げることができる。
- 時間分散、セクター分散、国ごとに分散の3つをすることによってリスクを分散できる
- 投資信託はプロがやってくれる株の詰め合わせパック
次回は投資信託の具体的な選び方、投資方法について詳しく解説していきます!この記事がいいなって思った方や、まだ読者登録されてない方はぜひご登録お願いします!