英語を喋れるようになるには中学英語で十分な理由
多くの日本人は英語をしゃべりたいと思うあまり遠回りな勉強をしているように感じる。でも英語を喋るには難しい文法や単語はいらない!中学英語で十分だ!
過去の私の英語力
私は昔から英語を話せるようになりたいとずっと思って勉強してきたが全く話せなかった。
私の高校の英語の授業は特殊で、英語の文法は週に1時間ほどしかなくほかは英語オンリーの授業がほとんどだった。
当然一時間丸々英語の授業は中学でさえ英語が苦手だった私にわかるはずもなくついていくので精一杯だった。
しかし私はあることを続けることで難なく英語が喋れるようになったのだ。実際に英語をしゃべれるようになって思うことは英語に文法はほとんど必要ないということだ。
英語に関する知識をつければつけるほどその考えはより強くなっていった。
英語力が大きく伸び始めた要因
その1:オンライン英会話
私は幸運なことに英語のオンライン英会話を半年間受講することができた。オンライン英会話とはネイティブの英会話講師と1対1で英会話をするというもので、ニュースの記事や日常会話などのレッスンがあった。
始めた当初は全くしゃべれず言葉が詰まるばかりだった。レッスンでは新しいニュース記事があり、それぞれ設問が書かれており、それに対して答えたり回答をするといったものだった。
だが全くしゃべれない。何とかしゃべる時間を増やすべく、次のことをした。
設問を英会話の始める10分前に確認
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自分の主張を簡単に書く
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頭の中でイメージ
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英会話で実践
すると少しずつだがコツをつかめるようになってきた。英会話をするとひたすら練習して実践、間違えたところや言い表せなかった所を次の日には再挑戦。
つまりPDCAサイクルがガンガンと回っていくということが自然と行われていたのだ。
その2:英語討論部
私は先輩の勧めもあり、英語討論部なるものに入った。
英語討論部では決められたお題に対して、制限時間が定められ、賛成派反対派に分かれて討論をするという部活である。
勿論これも最初は大変だった。
なぜなら制限時間が決められているため、制限時間以内に自分の意見をまとめ、時間が来れば強制的に発表しなければいけない。
これがなかなか難しい。
主張する時間も3分~5分半程度だがこれがものすごく長い。実際にやってみるとわかるが3分も話すとなるとかなりの文量を話さなければいけないのだ。
英会話半年間、英語討論部を一年以上やって気づいたこと
両方に共通するのは半強制的にしゃべらなければいけなかった、ということだった。
オンライン英会話をすれば相手がいる限り何かしら話さなければいけないし英語討論をするなら制限時間以内に主張をまとめ、3分以上しゃべる。どちらもこういう環境に置かれた。
そういう環境にいるとだんだんとわかってきたことがある。それは、難しい単語や文法を使わなくても通じるということだった。
いや、難しい単語や文法を使う暇がないという方が正しいかもしれない。
特に、ことスピーキングにおいては難しい単語や文法を使うことではなく何とかして伝えるということが重要になってくる。
関係代名詞を使わなくても、二文で言えば伝わるし、アクセントが多少悪くても文脈でわかってくれる。
思うに難しい文法や正しい英語で話さなければいけないということがスピーキングの足かせになっていたのだ。
事実、私の文法は全く成長しなかったが、スピーキングはめきめき成長した。
スピーキングを話す際に高校で勉強するような難しい文法は必要ない。あくまで、翻訳者のような職業に就くなら話は別だが、会話が通じるまでのレベルには
中学英語の文法で十分だ!
1年後、私は英語を話す際のためらいや間違いへの恐れがなくなり、簡単な単語と文法で話すということが自然にできるようになっていった。
英語の授業でも自分より英文法の点数が高い人でも口ごもったり、スピーキングの際にためらいが出る人が多く私よりもしゃべれない人が多数だった。
日本の英語教育はまだまだ改善の余地はありそうだ。英語の成績をつけなければいけないあまりスピーキングに時間がさけず、どうしても文法の正誤ばかり授業で教えるからだ。
結果、英語に苦手意識がでてしゃべれない子が大量生産される。
留学に行った人の多くが喋れるようになったのは自ら話さなければならないという環境に強制的に置かれるからだ。
でも留学に行かなくても十分にしゃべれるようになることはできる。
次回は是非その点について話していきたいと思う。
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